今日は子フェスタ絵本の会のみなさま
による座談会「絵本のおはなし」
でした。
今日も素敵なお話しをたくさん伺うことができました。
最初にお話しくださったのは
⭐️「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カールソン著
子育ての時期に読んでおくと、とても為になると紹介してくださいました。「何を知った」かではなく、「何を感じたか」が大切。
⭐️最初に絵本を与えるのはいつ頃?
絵本はおよそ2才半頃から。
それまではわらべうたや声かけなどをたくさんしてあげてください。
寝る前のお楽しみとして読んだりすると絵本に親しみが持てるようになるでしょう。
「わらべうたで子育て」入門編、応用編(福音館書店)の紹介してくださいました。
おやすみ前の絵本として
「おやすみなさいのほん」(M・W・ブラウン文、いしいももこ訳)、「おやすみなさいおつきさま」(M・W・ブラウン文、せたていじ訳)を紹介してくださいました。
⭐️絵本紹介
冊子「私たちが選んだはじめてであう絵本 2歳半から」
「幼いときから…大きくなっても楽しい絵本」を基に紹介してくださいました。
🐰うさこちゃんシリーズ(ブルーナ文・絵、いしいももこ訳)や、ちいさなヒッポ(マーシャ・ブラウン作、うちだりさこ訳)の読み聞かせをしてくださいました。
⭐️すぐれた絵本に共通の要素
1.起承転結があり、結末に納得できるストーリー。
2.魅力的な主人公。
3.お話に合った美しい絵。
4.真実を語る美しい言葉(日本語)。
5.あたたかいユーモア。
→うさこちゃんシリーズの訳を手掛けられてる、いしいももこさんの訳詞がすばらしい。
くんちゃんのだいりょこう(ドロシー・マリノ作、いしいももこ訳)の読み聞かせをしてくださいました。
⭐️質疑応答
・こどもが絵本に苦手意識があり、絵本を開いてゆっくり読めない。絵で楽しめるものでおすすめは?
→写真を用いてる絵本などわかりやすいかも。「ねずみのいえさがし」(ヘレン・ピアス作、松岡亨子訳)など紹介。
・持ってきてくださった本を見ると海外の作者のものが多いように思うのですが…
→国内のものは教育染みたものが多いく感じる。そうではなく、読んで心が温まる、読んでよかったなぁというもの、昔からある読み継がれていくものとなると自然と海外の作者の絵本が多くなった。
冒頭にお話ししてくださったセンスオブワンダーの「何を知ったか」ではなく「何を感じたか」絵本選びの基本にこの理念があるのですね。
確かに日本の絵本は教育的な傾向にあると思います。
子フェスタ絵本の会のみなさんありがとうございました。
子フェスタの時も素敵なお話しを聴かせてください。
子フェスタ今後の予定
8/5(土)フェリーチェ・マムコンサート
8/25(金)プロジェクト会議
9/1(金)第三回全体会
是非お越しください😊
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